samba-3へ移行

遅ればせながらsamba-3.xに移行した。ところが、samba-2.xで使用していたsmb.confをそのままコピーしたため、日本語ファイル名のファイルがことごとく読めない。しかたがないので一度ファイルを全て別なサーバに移して、設定を変更した後に再度コピーする羽目になってしまった。
というわけで、samba-3.xへの移行設定を覚え書きとして残しておきます。

参考とするサイトは以下の通り。

まず方針。

  • UNIX側の日本語ファイル名としては基本的にEUC。したがってunix charsetにはeucJP-msを指定することにする
  • windows側からはもちろんSJISで読み書きすることになるので、dos charsetとdisplay charsetはcp932にする

ではインストール作業。

  • samba3で eucjp-msを使えるようにするためにはiconvがeucJP-msに対応していなければならない。
    • # iconv -l | grep -i ms
      でEUC-JP-MSと表示されれば導入する必要はない
  • /usr/local/etc/pkgtools.conf の MAKE_ARGSに以下を追加
    • ‘converters/libiconv’   => ‘WITH_EXTRA_PATCHES=yes’,
  • iconvの再インストール
    • # portupgrade -f libiconv
  • iconvがEUC-JP-MSに対応したことを確認する
    • # iconv -l | grep -i ms
  • samba3をportsでインストール。configure optionにMULTIBYTEを設定できるときにはチェックする必要があるらしい。
  • smb.confを作成。[global]セクションに以下の内容を追加する
    •         dos charset = cp932
              unix charset = eucjp-ms
              display charset = cp932
  • ほかの設定は、samba-2.xの頃の設定をほとんどそのまま持ってきてしまった。
  • sambaを起動。日本語ファイル名のファイルが開けることを確認する
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