C3のマシンにatacontrolを使ったRAID構築をしようとしたところ構築出来ない。どうもマニュアルにもBIOSにもオンボードRAIDコントローラが無いにも関わらず、FreeBSDからはVIA Tech V-RAIDなるものがあるように見えるのが問題の模様。atacontrolでcreateしてdetachして再起動したら片肺状態で起動するはずなのに、両方ともREADYと誤認識してkernel起動し始め、途中でpanicして再起動になってしまう。
というわけで、こんどはgmirrorによるRAID1の構築。
以下のサイトを参考にしました。
- サイオンコミュニケーションズ株式会社のFreeBSDでgmirrorによるRAID構築
- 専修大学佐浦さんのSUMOMO CANDYのgmirrorでRAID1(導入編)(メンテナンス編)
以下のような手順で作業。
- まずは普通にFreeBSDをインストール。今回はFreeBSD-6.1-BETAを試してみた。
- ad0にインストールした。ちなみにmirrorする相方はad2。
- 容量がセクタ単位で確認しておいた方がよい。相方の方が小さいときにはそれに合わせてインストールするスライス・パーティションのサイズを決めるべし。
- FreeBSDのbootCDで起動し、fixit modeに入る。メディアはCD/DVDを選択
- mirrorするdiskの設定をする
- # cd /dist
# mount_devfs devfs /dev
# gmirror load -v
# gmirror label -v -b split -s 4096 gm0 /dev/ad0 - mirrorの状態を確認する
- # gmirror list
- mirrorの相方の設定をする。自動的にbuildが始まる
- #gmirror insert -v gm0 /dev/ad2
- build進行状況はgmirror listまたはgmirror statusで確認することができる
- 次にbootするための設定を行う。まずはmountする
- # mount /dev/gm0s1a /mnt
- viではなくeditを使って、/boot/loader.confに次の行を追加する
- geom_mirror_load=”YES”
- 同じくviではなくeditを使って、fstabを書き換える。具体的には/mnt/etc/fstabで/dev/ad0*と書いてあるところを全て/dev/mirror/gm0*に書き換える
- exitしてfixitモードから抜けて、CDを抜いて再起動。